干し芋は原料のさつまいもを蒸して乾燥させた加工食品で、自然な甘さと食べごたえがあり、おやつとして人気の食品です。
子どもから大人まで楽しめる干し芋ですが、何歳から与えても良いのでしょうか。
本記事では、干し芋は何歳から与えて良いのかについて解説するほか、干し芋を子どもに与える際のポイントや干し芋がおやつとして適している理由についてもまとめています。
さらに子どものおやつにぴったりな干し芋の商品についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
干し芋は何歳から与えて良い?【赤ちゃんは歯固めとして使用を】
おやつとしてではありませんが、干し芋は歯が生えてくる時期(生後6か月前後)に歯固めとして活用することができます。
歯固めは、赤ちゃんの歯が生えてくる時期の歯ぐきのむずかゆさを紛らわせるだけでなく、あごの成長を促す役割もあります。干し芋はある程度の硬さがあるうえ、添加物や砂糖などを一切使わないため口に入っても安心です。
ただし、以下に注意して与えるようにしましょう。
- 与える際は赤ちゃんから目を離さない
- 口に入りきらない程度の大きさを与える
- ある程度の硬さのあるものを与える
干し芋を噛み切ってのどに詰まらせることを防ぐため、上記の注意点を守るようにしましょう。
干し芋をおやつとして与えられるのは1歳以降
離乳食を通して1日3回の食事のリズムが整い、離乳が完了する1歳以降から朝昼夕の食事とは別におやつを与えるようになります。その際におやつの一つとしておすすめなのが干し芋です。
というのも、子どものおやつはエネルギー源となる炭水化物を中心とした食品が推奨されるためです。
▼子どものおやつの例
- おにぎり
- ロールパン
- バナナ
- じゃがいもやさつまいもを蒸したもの など
その点、炭水化物をはじめ、食物繊維やカリウム、ビタミンを含む干し芋は子どものおやつとして優秀な食品です。
訳ありほしいも 500g×2袋(1キロ)
¥2,280(税込)
茨城県産 べにはるか 平切り ほしいも 320g
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おやつとして干し芋を子どもに与える際は安全に注意
干し芋は子どものおやつに適していますが、与える際はいくつか注意点があります。1歳以降は干し芋を食べることは可能ですが、安全性を確保する必要があるためです。
次から干し芋を子どもに与える際の注意点について見ていきましょう。
ポイント①大きさや硬さ・量
個人差はあるものの、離乳が完了する1歳以降は大人とほとんど同じものが食べられるようになります。しかし、干し芋は噛み応えがあり、ねっとりとした食感であるため、子どもにとっては食べづらい可能性があります。
そのため下記のように大きさや硬さ、量に注意しつつ与えるようにしましょう。
▼干し芋の大きさや硬さ、量のポイント
- 蒸したり、オーブンで温めたりして柔らかくする
- 一口サイズに小さく切って与える
- 初めて与える際は少量から始める など
ポイント②アレルギー
干し芋の原材料であるさつまいもは、食品表示法における食品アレルギー表示対象品目の特定原材料(8品目)・特定原材料に準ずるもの(20品目)のいずれにも該当しない食品ですが、念のため食べた後にアレルギー反応がないか観察しつつ与えるようにしましょう。
初めて干し芋を与える際は万が一のことを考え、医療機関をすぐ受診できるよう、平日の午前中に与えるといった対応をとるとより良いでしょう。
ポイント③様子を見ながら与える
干し芋は噛み応えがある食品であるため、噛む力がまだ弱い子どもにとっては食べにくい場合があります。のどに詰まらせる可能性も考え、必ず大人がそばで見守っている状況で与えるようにしましょう。
ポイント④無添加のものを選ぶ
干し芋はさつまいものみを原料としているものが多いものの、商品によっては添加物が含まれているものがあります。
干し芋を子どもに与えるのであれば、原材料表示を確認し、添加物不使用でさつまいものみを原料としているものを選択しましょう。
ポイント⑤水分も忘れずに
干し芋を子どもに与える際は、水やお茶、牛乳などの水分も用意しましょう。干し芋はねっとりとした食感のものや乾燥して硬いものなどがあるため、飲み物と一緒に食べた方がより食べやすくなります。
また干し芋に豊富に含まれる食物繊維は、水分と一緒に摂ることによって水分を吸収して膨らみ、満足感を与えてくれます。
干し芋が子どものおやつにおすすめな理由
「子どもには自然なおやつを与えたい」と考えている方に選択されることが多い干し芋。干し芋を子どものおやつにすることには、さまざまなメリットがあります。次から干し芋が子どもにおすすめな理由について見ていきましょう。
栄養が豊富
干し芋はエネルギーのもととなる炭水化物のほか、以下のような栄養素も含んでいます。
▼干し芋に含まれる栄養素
- カリウム
- 鉄
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- 食物繊維 など
干し芋は脂質をほとんど含まないうえに、ミネラルやビタミン、食物繊維といった必要な栄養素も摂取可能です。スナック菓子や甘いお菓子といった糖分や脂肪分が多い食品より「ヘルシーかつ栄養がある」ということから、子どものおやつとして推奨されています。
関連記事:「栄養のある干し芋を食べて健康に」
あごの発達に役立つ
干し芋の適度な硬さと弾力が子どものあごの発達に役に立つでしょう。干し芋をはじめ、噛み応えのある食べ物は噛む回数が多くなるため、あごの筋肉が鍛えられます。さらに、しっかりと噛む習慣をつけることは唾液の分泌も促され、消化吸収が効率よく行われます。
ただし、硬すぎる干し芋は歯やあごに負担になる可能性があるため、子どものおやつとしては避けましょう。
手づかみ食べができる
干し芋は手でつかみやすい形状をしているため、手づかみ食べが可能です。手づかみ食べはその名の通り「手で持って食べる」という一連の運動なので、子どもの摂食機能が発達するうえで以下の役割を持ちます。
- 食べ物の大きさや形を確かめる
- 将来的に食器や食具が上手く使える
- 「自分で食べる」という経験ができる
- 食への興味を高める
干し芋の平干しやせっこうは手でつかんだり、指でつまんだりしやすい形状をしているため、子どもの手づかみ食べに向いている食品です。
素材そのものの食品なので安心
干し芋はさつまいもを蒸して乾燥させるというシンプルな製造方法であるため、多くの場合、保存料や着色料などの添加物は使用されていません。そのため、子どものおやつとして安心して与えられます。
また、砂糖を加えなくてもさつまいも本来の自然な甘さが楽しめるため、人工的な甘味料を避けたい場合にも適しています。
ただし原材料がさつまいものみの干し芋を与えたい際は、購入時に原材料表示を確認し、添加物が使用されていないか確認しましょう。
砂糖不使用のため虫歯になりにくい
干し芋は砂糖を使わず、さつまいも自体の甘味を活かして作られるため、砂糖を多く含むお菓子と比較すると虫歯のリスクは低いとされます。
ただし干し芋は糖質を含み、歯にくっつきやすいため、虫歯のリスクがゼロではありません。干し芋を食べた後はしっかりと歯磨きをして、虫歯予防を心がけましょう。
幸田商店の干し芋は子どものおやつにぴったり
干し芋は自然な甘さと栄養価の高さなどの理由から、子どものおやつとしておすすめされる食品です。ただし、「小さく切る」「柔らかくする」「見守りながら与える」という注意点を守り、安全に配慮しながら与えましょう。
幸田商店では平干しや丸干し、せっこう、訳あり干し芋などの商品を多数揃えております。特にご家庭向けのせっこうは子ども用のおやつとしてもぴったり。大容量パックもございますので、たっぷりと楽しんでいただけます。ぜひ幸田商店の干し芋をお試しください。
訳ありほしいも 500g×2袋(1キロ)
¥2,280(税込)
茨城県産 べにはるか 平切り ほしいも 320g
¥1,200(税込)
茨城県産 シルクスイート 平切り ほしいも 140g
¥600(税込)
素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け
海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。 国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。 素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。
公式オンラインショップについて
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