昔ながらの伝統的なおやつとして親しまれる干し芋ですが、食物繊維やビタミンなど栄養価も高く、最近はヘルシーなおやつとして人気を集めています。
特に食物繊維が豊富に含まれているので、便秘やダイエットが気になる方にはぴったりの食品です。
どのくらいの量があるのかなど、記事の中で詳しくご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
さつまいもと干し芋が含む食物繊維の量
おやつとして気軽に楽しめる干し芋ですが、一体どのくらいの食物繊維が含まれているのでしょうか。
さつまいもと干し芋の食物繊維の量を、文部科学省科が発表している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータを元に調べてみました。
食物繊維の含有量(100g当たり) | |
---|---|
さつまいも(皮つき 生) | 2.8g |
干し芋 | 5.9g |
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照
私たちの体にとって、良い働きかけをしてくれる食物繊維。
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの摂取すべき目標量は18~64歳で男性21g以上、女性18g以上とされています。
つまり、干し芋を100g食べるだけで一日の目標量の3分の1ほどの食物繊維を摂取することができるのです。
さつまいもそのものだと、その倍の量を食べないといけない計算になるので、干し芋は気軽に食物を摂れる食品と言えるでしょう。
訳ありほしいも 500g×2袋(1キロ)
¥2,280(税込)
茨城県産 べにはるか 平切り ほしいも 320g
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茨城県産 シルクスイート 平切り ほしいも 140g
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干し芋の食物繊維ってどんなもの?
食物繊維と聞くと、なんとなくお腹に良いイメージを思い浮かべる人が多いかもしれません。
食物繊維は食べ物のなかに含まれる栄養素で、人の消化酵素では消化することができない物質です。
人が生きていくためにはたんぱく質やミネラルをはじめ、ビタミン、脂質、炭水化物の5つの栄養素が挙げられます。しかし、研究が進んだ近年では、食物繊維に多くの働きがあることが分かり、食物繊維は重要な栄養素の一つとして「第6の栄養素」と呼ばれるようになりました。
また、食物繊維は大きく分けて2つあり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。それぞれ特徴をもち、違った働きをするため、2種類の食物繊維をバランスよく摂ることが理想とされています。
ちなみに干し芋の食物繊維は、不溶性食物繊維になります。
干し芋の食物繊維が身体に良い理由
数多くの野菜のなかでも特に食物繊維を多く含んでいるさつまいも。
干し芋に加工することで、さらに食物繊維の含有量の多い食品になることが分かりました。
ここでは実際にどういった効果があるのかを、紹介したいと思います。
便通を良くして便秘改善
干し芋に含まれる不溶性食物繊維は水に溶けにくい性質を持ち、胃や腸の水分を吸収しながら大腸へと届きます。
水分を含んで便のかさをふやす働きがあり、腸内を刺激しながら腸の蠕動(ぜんどう)運動を促して便通をスムーズにしてくれます。
がんこな便秘や、普段から便が出にくいと悩んでいる人はぜひ積極的に食物繊維を摂ることを意識してみてください。
便秘が解消されることでポッコリしていたお腹もすっきりし、代謝がよくなってダイエット効果も期待できるでしょう。
腸内環境を整える
腸内には悪玉菌と善玉菌という腸内菌が存在し、腸内フローラを形成しています。
偏った食事をしていると悪玉菌が増えて有害物質を発生させ、腸内環境が悪くなってしまいます。
腸内フローラを整えるには、善玉菌を摂るのが良いと言われているのですが、善玉菌のエサとなるものを合わせて摂ることでより効果的に。
食物繊維も善玉菌のエサとなるので、腸内で菌を増やす助けをしてくれます。
また便をためないようにサポートもしてくれるので、腸内環境の劣化を防いでくれます。
素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け
海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。
さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。
国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。
素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。
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